実技試験の勉強中、沢山の先輩受験生のnoteを読み漁り、とてもとても参考になったので、私も後輩受験生の少しでもお役にたてればと思い、試験当日のリアル体験を記していくことにしました。
ただ、試験日からは2か月が経ち、かなり記憶が曖昧になっております。
また試験後、解答を確認しておりませんので、その辺りを加味していただき、当日の雰囲気を感じながら参考程度に読んでいただけると幸いです。
【問題文】
試験問題:2025年6月1級実技試験 | 一般社団法人 金融財政事情研究会www.kinzai.or.jp
当日私は、受験番号が末尾7番でありPartⅡからのスタートでした。
PartⅡを、まずまずの手ごたえで終え、落ち着いてPartⅠに挑むことができました。
しかし、設例を読む15分間に答えはまとまらず、事前準備が整わないまま面接時間となってしまいました。
以下、『面接官⇒面』、『私・執筆者⇒私』
面接官は、40代位の男性と50代位の男性でした。
私:ノック3回
綿:どうぞ
入室
私:山田祥子と申します。よろしくお願いいたします。
面:どうぞお掛け下さい。
面:それでは、設例にあるように、この事案の相談内容及び問題文を箇条書き形式で簡潔に教えてください。
私:はい、顧客の相談内容及び問題点は、
・Aさんは、サブリース方式と不動産保有方式の違いが分からず、このまま法人の設立を進めることが、税負担面で有効であるか知りたいと思っていること。
・Aさんは父と母の相続が立て続けに発生したことから、同じ財産に対して二重に相続税が課されるのか不安に感じていること。
・父と母の相続財産がどれくらいになるか気になっており、納税資金を確保するため事業用定期借地権契約を解約して貸付土地を譲渡できるのか知りたいと思っていること。
・相続税の軽減対策。
・円滑な遺産分割対策。
・納税資金対策です。
面:それでは、不動産管理会社の活用パターンについて、不動産所有方式・サブリース方式以外の方式を教えてください。
私:管理委託方式です。
面:サブリース方式について教えてください。
私:個人所有の物件を管理会社に一括で貸付けて、個人がサブリース賃料を受取る方式です。
面:不動産所有方式について教えてください。
私:法人に不動産を移転し、家賃収入は法人が全て受取り、個人は報酬をもらう方式です。
面:不動産所有方式のメリットを教えてください。
私:個人が受取っていた賃料全てを法人に移転できるため、所得税よりも低い法人税での課税となること。個人や家族が役員報酬などの形で金銭を受け取れること。不動産が法人名義となるため、円満な相続となることです。
面:それでは法人に不動産を移転する場合、土地と建物をどのように移転することを提案しますか?
私:土地を移転する場合、高額の費用が必要となるため、建物のみを移転することを提案します。
面:建物のみ法人に移転した場合、行うべき手続きはありますか?
私:「土地の無償返還に関する届出書」を提出し、借地権の認定課税を回避します。
面:「土地の無償返還に関する届出書」を提出した土地は、どのように評価されますか?
私:自用地評価×80%で評価されます。
面:その場合の地代は?
私:底地の6%です。
面:Aさん父母の相続が立て続けに発生していますが、何か相続税の控除はできますか?
私:相次相続控除が使えます。
面:父Bさんの相続税申告期限はどのようになりますか?
私:続けて相続が発生した場合、Bさんの申告期限が延長され、母Cさんの申告期限が新たなBさんの申告期限になります。
※このあと、二重課税について、複数質問を受けたのですが、ごめんなさい記憶にありません・・答えられませんでした😓
面:事業用定期借地権についてメリット・デメリットを教えてください。
私:メリットは一定期間安定した収入をえられること。期間満了時は更地となって返還されることです。デメリットは契約期間が満了するまで自由に使用や処分できないことです。
面:それではAさんの相談内容である、事業用定期借地権契約を解約して、貸付土地を譲渡することはできないと言うことですね。
私:はい。
面:事業用定期借地権契約の土地の評価について教えてください。
私:貸宅地です。
面:事業用定期借地権の契約満了日が近づいた土地の評価方法について教えてください。
私:貸宅地の評価は「自用地評価×(1-借地権割合)」ですが・・・契約満了日が近づいた場合ですか??評価減の割合が少なくなると思います。
面:最後に、FPと職業倫理についてお答えください。
私:「顧客利益の優先」「守秘義務の遵守」「顧客への説明義務」「法令順守」「インフォームドコンセント」「FP自身の能力啓発」の6つです。
面:その中で、今回のケースで一番大切なのは何ですか?その理由もお答えください。
私:インフォームドコンセントです。
父Bさん母Cさんが続けてお亡くなりになり、大変な状況の中ですが相続手続きを行っていけるよう、選択肢や制度を一つづつ説明し、納得した上で決定できるよう環境を整えることがFPの役割と考えるからです。
面:分かりました。面接は以上です。ありがとうございました。
私:ありがとうございました。
最後に、分からない問に対して「持ち帰って改めてご返答します。」は、言わないと決めていました。苦肉の策は、とりあえず自信の無い答えでも言ってみる😅作戦でした。PartⅠの面接官はPartⅡの面接官より厳しめ(威圧的ではなかったです)で、私の心もとない回答に対して、ヒントをくれる感じではなかったです。
当日の全体の様子はこちらを参考にしてください↓

当日のPartⅡはこちら↓



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